社員を知る
生産から出荷まで
会社全体をスムーズに動かす
- K.M.さん
- 管理部 生産管理課
私の仕事の大部分を占めているのが、生産計画の立案です。ほかには、リンナイ営業部門からの問い合わせへの対応や、納期の管理、特注物件の生産管理などを担当しています。
- 売れ行きに応じて生産計画を立てる
- 給湯器や瞬間湯沸かし器の売れ行きを見て、どの製品をどれくらいつくるのかを判断し、生産計画を立てます。実現可能な計画を立てるためには、製造現場などの事情を考慮し、協力を得ることが必要です。
生産計画は月ごとに作成してありますが、どうしても実際の売れ行きとの差が生じます。そこで、出荷の実績に即した計画を毎日立案しています。その生産計画を基に製造現場が動くため、計画立案は時間厳守で行わなければなりません。
- 製品の納期を把握しておく
- 当社は営業部門を持たないため、製品の受注業務はリンナイの営業部門が担っています。リンナイから製品が出荷可能な日について問い合わせがあれば、回答します。大量の受注があった場合は、当社の製造現場と相談して回答することになります。また、リンナイの海外事業本部とも海外向けに必要な台数についてやりとりをしています。
製品を生産した翌日に出荷する場合など、スケジュールが詰まっているときには、正しく出荷されたことを確認する必要があります。確認作業は毎日の生産・出荷が終わってから行います。
さらに、大量生産品の給湯器とは異なる色で塗装した製品や、塩害対策を施した製品など、特注物件の生産計画を立案するのも私の仕事です。
- 突発事象に柔軟に対応する
- 東北地方に大規模な寒波が襲来したときなど、突発的な事象が起こると、リンナイの営業部門から一時的な需要増を見込んだ数字が示されます。同様に、アメリカが寒波に見舞われたときも、給湯器の急な故障に備えて大量の製品が必要になりました。このような出来事に柔軟に対応しなければならないため、生産計画の担当者は時勢に敏感になります。
社内の急な動きにも対応が求められます。例えば、製造ラインのトラブルなど、生産計画に影響を与えかねない事象が起きた場合は、私たちの部署に第一報が届くようになっています。私たちはすぐに状況を確認し、生産計画を調整するためチームとして動き出します。
- 出荷までの流れを滞りなく進める
- 製品を製造するだけでは、当社は成り立ちません。生産から出荷までの流れを滞りなく進めてはじめて、利益が発生します。生産管理課の仕事では、製造現場への指示などによって、会社全体をスムーズに動かすところにやりがいを感じます。
- 自分の意見をしっかりと持つ
- 仕事をする上で自分で判断できることは判断しますが、上司に相談が必要な案件であれば、迅速に相談するようにしています。大事なことは自分で情報を止めることなく、素早く共有することです。
これから目指したいのは、業務に取り組む際、自分の意見を持つようにすることです。上司に相談するときも「これはどうしたらよいでしょう」と尋ねるだけでなく、「こうしたいのですが、いかがですか」と提案できるようになりたいと思います。
- 社員の目線でイベントを大切にする会社
- 私が入社して驚いたのが、会社からお年玉をもらえることでした。毎年、鏡開きも行われます。従業員の目線に立ち、季節感のあるイベントを大切にしている会社だと思います。
- 1日の流れ
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- 8:00
- 出勤
- 8:10
- 始業
- 日々の売れ行きに即した生産計画の立案
- 9:50
- 休憩(10分間)
- リンナイ営業部門からの納期問い合わせに対応
- 11:45
- 昼休憩。食堂で昼食
- 特注物件の管理
- 14:50
- 休憩(10分間)
- 17:10
- 終業。出荷の確認作業のため残業することもある
- 休日の過ごし方
- 以前はドライブをするなどして休日を過ごしていましたが、最近の世の中の状況もあり、外出は控えるようにしています。自宅では気になっていたものの見ることができていなかった映画を動画配信サービスで楽しんでいます。