社員を知る
一貫したものづくりで視野が広がる
- T.O.さん
- 製造部 製造技術課
新しい製造機械の設計から組み立て、制御までを担当しています。今取り組んでいる機械は米国にあるグループ企業の工場に設置される予定です。
私は入社して半年間は研修のため製品組み立てのラインに入りました。その後、板金塗装課で約3年間の経験を積み、2020年に製造技術課に来ました。製造技術課に来たばかりのときは、機械をつくった経験がなかったため、まず過去の事例を調べることから始めました。
- CADで線を引くことからスタート
- 製造機械の設計を担当することになり、初めての経験が続きました。まず、CADを使ったことがなかったため、線1本、四角1つを描くことから学びました。次に、既存の機械の2次元データが印刷された設計図を見ながら、3次元CADに入力していく作業を通してCAD操作に慣れるように努めました。
設計を求められていた製造機械は、すべてが既存の機械のコピーではなく、製造現場のニーズに合わせてアレンジする必要がありました。そのため、市販にはない部品のデータを自分でつくったこともありました。
そうして初めて設計した製造機械のデータを確認してもらい、修正のやり取りを経てOKをいただいてから必要な部品を買い集めました。部品をどの商社から買えばよいのかもわからず、先輩方の助けを借りながら調べました。
- 自分の手で製造機械を組み立てる
- 私の部署の仕事で面白いのは、機械の組み立てや配線も自分の手で行えることです。経験豊かな先輩方は配線の美しい引きまわしなどにこだわりがあり、その1つひとつについて話を聞くだけでも勉強になります。
- 設計した機械が目の前で動く喜び
- 現在は組み立てや配線が終わり、機械の動きを確認している段階です。まだ製作途中なので、ものすごい達成感を味わえるというわけではありませんが、自分が設計図をつくり、組み立てた機械が実際に動く様子を見るのは面白いものです。
今後は機械のシーケンス制御のためのプログラミングを進めていきます。こちらも経験がほとんどないため、現在はほとんどを先輩にやっていただいている状態です。私も早く力になれるように、制御を積極的に学んでいきたいと思います。
- 技術者として成長するために
- 同じ部署には様々な仕事を成し遂げてきた先輩方がいるため、困ったことがあれば教えてもらえます。ただ、自分の理解を深めるためにも、ある程度は自力で調べてから尋ねるようにしています。
- ものづくりを通して視野が広がる
- 私の仕事では設計から組み立て、制御までを一通り担当するため、社内の様々な部門の人たちと関わります。そのおかげで、多角的な視点を持つことができます。
幅広い知識と経験を身に付け、一人前と呼ばれるようになったときには、その身に付けたことを製造現場に還元したいと考えています。不具合のある製造機械を直すこともそうですが、作業者がより働きやすく、作業の負担が小さくなる工夫などを提案し、人の役に立てるようになりたいと思います。
- リンナイテクニカの魅力
- 私がリンナイテクニカを志望したのは、部品の製造から製品の梱包から物流まで、ものづくりに関する幅広い分野に携わることができると考えたからです。また、就職活動中に見学した厚生棟と食堂が新しくきれいだったことも魅力でした。実際、毎日の昼食はとても美味しく値段も安いですね。
- 1日の流れ
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- 7:50
- 出勤
- 8:10
- 始業、朝礼
- グループのミーティング
- 8:30
- 担当の設備の一部分のユニットを考えながら3D図面を作成する。(3DCAD)
- (※10時00分~休憩)
- 11:30
- 昼休憩。食堂で昼食
- 12:10
- 依頼中の見積り等メールの確認。要件によっては業者に電話orメールにて対応。
- 13:30
- 部品メーカーHPやカタログ、社内の設備から情報を得たりしつつ設備の動作にあった仕様の部品の選定をする。(午前中の業務の続き。)
- 15:00
- 休憩(10分間)
- 15:20
- 瀬戸工場の担当者とWEB会議。
- 設計していく上で生まれた仕様についての疑問点や細かな確認事項について打ち合わせ。(※自分の担当の設備は完成後に瀬戸工場に出荷されるため。)
- 16:30
- メールチェック、自分の仕事の進捗状況の確認し明日のおおよその予定を立てる。
- 17:10
- 終業。日によっては残業
- 休日の過ごし方
- サッカー観戦が好きです。週末スタジアムに行くのはとてもわくわくします。中型のバイクで景色の良い所にツーリングに行くこともあります。最近は季節を問わずキャンプを楽しんでいます。自然の中で過ごすのも楽しいですし、焚き火を眺めるだけでとてもリフレッシュできます。