社員を知る
働く人の負担を減らし、
変化に強い会社を目指す
- M.N.さん
- 製造部 第二製造 (製品組立)課 組立管理係
加工から組み立てまで一貫した生産体制が整い、自分が携わった製品が最終製品として出荷される仕事に興味があってリンナイテクニカに入社しました。安定した経営も大きなポイントでした。
- できるだけ現場に足を運ぶように
- 私はガス給湯器と瞬間湯沸し器の組立管理の仕事をしています。
具体的な仕事内容としては、計画通りに生産が進んでいることの確認や、実際の進度に基づいた計画の調整、長期・中期・月間の生産体制の検討、生産稼働のための人員配置などがあります。
製造現場のフロアを見渡せる位置に事務所があり、普段はそこで管理業務をしていますが、現場から呼び出しがあればすぐに向かいます。他にも機会をつくり、できるだけ現場に足を運んでいます。自分で作業してみることもあります。現場を知らなければ改善の案が浮かばず、現場の声を聞いたときに対応できないからです。
- 係が連携して知恵を絞る
- 製品組立課には組立管理、作業管理、改善、品質の4つの係があります。製造現場で起こった問題は、組立管理係が集約してから各係に展開し、一緒に対策を考えていきます。例えば、設備の問題であれば改善係に依頼し、協力して対応します。
- 一丸となって目標を達成
- 250人を超える従業員が働くすべてのラインについて進捗を把握するのは大変なことです。しかし、作業者が直面する課題を抽出し、改善につなげれば生産性が上がります。そうして皆で一緒に生産目標を達成できたとき、大きなやりがいを感じます。
- 職場の雰囲気は何よりも大切
- 製品組立課は人で成り立っている部門です。そのため、職場の雰囲気が何よりも大切です。部門長をはじめスタッフ、ライン長、作業者がコミュニケーションを取り合い、働くときはしっかり働き、息抜きするときはなごやかに過ごすなど、メリハリを効かせています。
- 作業者の負担低減と生産性向上を目指す
- 私が目標としているのは、さらに働きやすい環境づくりです。具体的には、どの製品の組み立てを担当する作業者でも、同じリズム、同じペースで作業できる環境をつくり、働く負担を減らすことを目指しています。
製品が違えば使用する部品が違い、組み立てにかかる時間にバラつきがあるのが従来の常識でした。当社では製品を構成するモジュールごとにラインが分かれてはいるのですが、それでも製品の型式によって作業者がとても忙しくなったり、あっという間に作業が終わってしまったりします。
これを作業者の立場で考えると、1日の中で作業のペースが早くなったり遅くなったりして振り回され、疲れがたまる原因になってしまいます。
そこで、製品の型式による工数差を減らし、どの型式でも同じリズム、同じペースで作業できるようにすることを目指しています。一定のリズムで作業を続ければ作業者の負担が低減されて安全や品質もよくなり、結果として生産性の向上につながります。また、会社としても変化に強くなることが期待できるため、ぜひ実現させたいと思います。
- 1日の流れ
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- 7:40
- 出勤
- 7:50
- ライン長朝礼、生産稼働体制設定(人員配置)
- 8:10
- 係朝礼
- 現場巡回 作業者の健康確認、稼働状態の確認(特に初心者、代行者)
生産実績報告書作成と前日の課題の整理、対策の推進
- 9:50
- 休憩(10分間)
- 残業稼働体制確認 人員配置フォロー
- 11:45
- 昼休憩。食堂で昼食
- 現場巡回 生産実績管理版で稼働状況の把握と進捗確認、現場からの声を聞き問題点の吸い上げと改善推進
- 14:50
- 休憩(10分間)
- 翌日の生産稼働体制案の作成(人員配置)
- 16:10
- ライン長夕礼
- 17:10
- 終業。日によっては残業
- 休日の過ごし方
- 子供と一緒に散歩をしたり、自転車でスーパーへ買い物に行ったり、公園で遊んだりして過ごしています
私は映画が好きなので、子供が寝た後に動画配信サービスで楽しむこともあります。