社員を知る
難しいからこそ面白い
- M.K.さん
- 製造部 第二製造 (要素組立)課
給湯器の組み立てに使う部品を製造するため、生産指示をまとめる仕事をしています。
具体的には、まず、生産管理を担当する部署から、いつどのような製品をいくつ製造するかという計画を受け取ります。私たちの部署ではその計画を基にどのような部品がいくつ必要になるのかを割り出します。また、部品製造のラインにどれくらいの人員が必要になるかという負荷検討も行います。それらの検討結果から、生産体制を決めていくのも私たちの仕事です。
- 生産指示の出し方が作業に影響
- 部品製造の現場にどのように生産指示を出すのかについては、いつも考えさせられます。例えば、部品製造の後工程である組立工程が1日で使う量の部品について、まとめて1回の生産指示を出すこともあれば、1日に2回の指示を出したり、4回出したりすることもあります。
作業者の方が生産しやすいように順番を決め、終了予定時刻から次の作業の組み合わせを検討しています。
- 在庫を減らす指示の出し方
- 1日1回の指示の場合、生産した1日分の部品を置く場所が必要になってしまいます。社内のスペースは限られており、部品の停滞もできるだけなくしたいため、多くの在庫を抱えることは避けたいところです。
そこで、部品の在庫を減らすため、生産指示の履歴を振り返るようにしています。過去に指示を出した時間と在庫量の変動を見比べてバラツキを無くす為要因分析を行い安全在庫の削減、生産指示サイクル変更の検討などを行います。
- 地道な仕事が結果につながる
- 他に難しさを感じる場面としては、生産台数の増減に備えて生産体制の変更を考えるときがあります。
地道な仕事を重ねて在庫を減らすことができたり、生産性が向上したりしたときには、何物にも代えがたい達成感があります。私は難しい仕事に挑戦することは楽しいと感じる性分なので、やりがいを持って取り組んでいます。
- コミュニケーションを取りやすい
- どの社員も感じているのではないかと思うのですが、社員同士のコミュニケーションが取りやすい当社の雰囲気に助けられています。そのおかげで、私は製品組立に所属していたころから社内の多くの人たちと関わることができました。現在の仕事で他部署と連携する必要があるときも、「初めまして」の挨拶から始まる人よりも知り合いの方が多く、仕事をスムーズに進めることができています。異動したばかりのころはわからないことだらけでしたが、皆さんに教えてもらって知識を身に付けることができました。
- 幅広い仕事を経験したい
- 私はこれまでに製品組立課と要素組立課に所属しました。2つの部署しか経験していないため、知識不足を痛感することがあります。これからは生産管理や部品の物流など、未経験の分野についても勉強し、成長していきたいと思っています。
- 1日の流れ
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- 7:50
- 出勤
- 8:00
- ライン長・管理スタッフ朝礼
- 8:10
- 現場朝礼
- 生産実績報告書作成と前日の課題の整理
- 9:50
- 休憩(10分間)
- 10:00
- 生産性改善
- 12:00
- 昼休憩。食堂で昼食
- 12:40
- 翌日生産指示発行
- 14:50
- 休憩(10分間)
- 15:00
- 翌日人員配置、生産性改善
- 17:10
- 終業。日によっては残業
- 休日の過ごし方
- 休みの日に外に出かけることが好きです。1年ほど前から夫とキャンプに行くようになりました。趣味を持っていた方が、オンとオフの切り替えができてよいと思います。