生産革新室 M.M.さん 生産革新室 M.M.さん

社員を知る

生産革新室 M.M.さん

年間4テーマの
生産性改善を成し遂げる

M.M.さん
生産革新室

高校の工場見学でリンナイテクニカを訪問した際、説明会の雰囲気が明るく、優しそうな人が多かったことが印象的でした。入社を希望するようになったのは、そのときからです。入社後は製品組み立ての現場作業を経験してから生産革新室のメンバーとなりました。

改善活動のリーダーを務めるやりがい
生産革新室は、生産性の改善を推し進めるためにある部署です。年間に4つのテーマを掲げ、各テーマのリーダーを決めて目標達成に向けて活動しています。メンバーは課長を含めて4人体制で、年間に1人1回はリーダーを務めます。リーダーには他部門と連携するためのコミュニケーション能力や、責任を持って計画通りに実行する能力が求められます。テーマに取り組むほどに意欲が湧き、大きなやりがいを感じられる仕事です。
科学的手法でムリ・ムダ・ムラを明確に
テーマの例としては、組み立てラインの生産台数の向上などがあります。テーマに沿って改善活動を進めるためには、まず調査によって現状をきちんと捉えることが大切です。そのために当社では、現場・現物・現実・原理・原則を重視する5ゲン主義に則ることはもちろん、人や物の動きを細かく分析して隠れたムリ・ムダ・ムラを明らかにして改善するIE(Industrial Engineering)改善手法を取り入れています。具体的には、ストップウォッチなどを用いて、科学的な手法で現場の状況を把握しています。
生産革新室 M.M.さん
製造現場とのコミュニケーションを基礎に改善を進める
当社の工場では、人による作業が占める割合が大きいため、IE改善手法で分析すると人の動きにムリ・ムダ・ムラが見つかるケースが多くなります。改善のポイントがわかったら、作業の手順を変えたり、省人化を図ったりすることになります。
作業者を減らすことによる改善を実現するためには、製造現場とのコミュニケーションが欠かせません。日ごろから現場との関係を大切にし、改善が必要と考えればデータを基に説明して協力を求めていきます。省人化によってコスト削減や作業効率の向上を果たしながら、現場環境も従来通り維持できることを示すため、私たちが作業をシミュレーションして見せることもあります。
生産革新室が発足して5年ほど経ちました。すでに製造ラインの省人化ではかなりの成果を挙げたと思います。今後はデジタルトランスフォーメーション(DX)など、省人化とは別の方向性でも生産性改善に取り組む必要があると考えています。
生産革新室 M.M.さん
役職に関係なく相談に乗ってくれる
当社では、上下関係が仕事の妨げになることがありません。例えば、私は仕事のために他部門を訪れることが多いのですが、その部門の役職についている方でも積極的に相談に乗ってくれます。とても仕事を進めやすく、助かっています。
また、私は上司の理解があるおかげで、地域の消防団に入って活動できています。深夜に火災が発生し、消防団として出動したときは、そのまま出勤することが辛いこともありますが、そのような事情も上司はわかってくれます。
1日の流れ
7:50
出勤
8:10
始業
テーマに掲げた生産性改善のため、自ら考えて行動
9:50
休憩(10分間)
11:45
昼休憩。食堂で昼食
生産革新室のミーティング。テーマに沿った取り組みの進捗状況と方向性を確認
14:50
休憩(10分間)
午前と同じく目標達成のため、自ら考えて行動
17:10
終業
休日の過ごし方
夫婦で犬を連れて出かけたり、お店に犬用品を見に行ったりするなど、犬中心の休日を過ごしています。犬を家族の一員としてかわいがっているのですが、大切にし過ぎて少々わがままに育ってしまいました。